向田邦子
Name | Mukouda, Kuniko |
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Brief History/Anecdotes | (1929-1981)東京・世田谷生まれ。実践女子専門学校(現・実践女子大学)国文科卒。少女時代は父の転勤に伴い、日本各地を転々としながら育つ。学校卒業後、財政文化社に社長秘書として入社。その後、雄鶏社に転職し、映画雑誌「映画ストーリー」で編集者として働く。小森和子ら映画界などの人脈を広げた。脚本は市川三郎に師事。1960年に独立し、脚本家、エッセイスト、小説家として活躍。「冬の運動会」「あ・うん」など、鋭い人間観察眼を発揮した独特のドラマを紡ぎだした。テレビ・ラジオ出身の作家の待遇改善のため、松木ひろし、窪田篤人、津田幸夫らと作家集団SHPを結成。「源氏物語」「阿修羅のごとく」「あ・うん」で1979年度のギャラクシー賞選奨を受賞。1980年に短篇小説の連作「花の名前」「かわうそ」「犬小屋」で直木賞受賞。1981年、台湾を取材旅行中に航空機墜落事故で死去。死後、その功績を讃えて向田邦子賞が創設された。 |
Major Screenplays (Major Works) |
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