Script database and Japanese screenwriters in Japanese broadcast programs and animation

このサイトは平成・昭和などを彩った脚本・脚本家をアーカイブ化したウェブサイトです。脚本家たちの人となりや、脚本データ、来歴や作品歴をご覧いただけます。

「だいこんの花」「新だいこんの花」(70~77年、テレビ朝日)

Work Title 「だいこんの花」「新だいこんの花」(70~77年、テレビ朝日)
Phonetic Pronunciation -
Period 1970-1977
Author 向田邦子
Summary 父親役の名優・森繁久彌と息子役の当時人気絶頂だった竹脇無我が八年ぶりに共演し、結婚適齢期の息子の嫁取りを軸に二人の心の機微を綴ったドラマ。1970年から1977年まで5部にわたって放送された長寿ドラマとして知られる。 ★かつて海軍の巡洋艦の艦長も務めた永山忠臣(森繁久彌)は、70歳になった今も矍鑠としており、何かというとかつての軍隊時代の話をして威張る頑固おやじだった。一方、息子で設計技師の誠(竹脇無我)は控えめな性格の現代っ子。実は、忠臣は早くに妻・繁子を亡くし、一人息子の誠を男手ひとつで育て上げた。長い間父子水入らずで、二人は時にはぶつかりながらも仲良く暮らしていた。その忠臣は亡き妻・繁子のことを「だいこんの花のような、素朴だが美しく控えめな人だった」と常に語っていた。そして、結婚適齢期になった誠の嫁についても、「だいこんの花のような人」を迎えるように諭していた。それこそが今の忠臣の人生最大の生きがいだったのだ。やがて誠は、より子(いしだあゆみ)と結婚するが、忠臣は自分の理想の女性に育て上げようと張り切って、嫁いびりをしてしまう。より子は耐え切れずに家出してしまうのだが。
Script of This Work

この作品の脚本データは収録されていません。