「パパと呼ばないで」(72年、日本テレビ)
Work Title | 「パパと呼ばないで」(72年、日本テレビ) |
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Phonetic Pronunciation | - |
Period | 1972 |
Author | 向田邦子 |
Summary | 気楽でお調子者の独身男が姉の忘れ形見の幼い少女を引き取り、一緒に暮らし始めたことから起きる悲喜こもごもを描いたホームドラマ。主演の石立鉄男に加え、これがデビュー作となった杉田かおるの名子役ぶりが話題を呼んだ。 ★独身サラリーマンの安武右京(石立鉄男)は、ある日、姉の豊子(長内美那子)が危篤だという電報を受け取る。急いで駆けつけるが、豊子は6才になったばかりの女の子、橋本千春(杉田かおる)を残して死んでしまう。千春の父親はずっと前に家出したため、引き取り手はいなかった。そこで右京は千春を引き取り、精米店の二階で一緒に暮らし始める。下宿先の精米店には、主人の井上精太郎(大坂志郎)と妻の時枝(三崎千恵子)、長女の園子(松尾嘉代)、次女の和子(有吉ひとみ)、長男の昇(小林文彦)が暮らしていた。彼らの助けも借りながら千春を育てる右京だったが、何しろ父親の経験など皆無。どう扱っていいかわからずに戸惑うばかりだった。千春もなかなか右京になじまなずに二人の関係はぎくしゃくする。だが、擬似父娘としての日々を重ねるうちに二人の間に情が通い始める。そして、千春は初めて右京を「パパ!」と呼ぶのだった。 |
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