「森繁の重役読本」(62~69年、TBSラジオ→文化放送)

Work Title	「森繁の重役読本」(62~69年、TBSラジオ→文化放送)
Phonetic Pronunciation	-
Period	-
Author	向田邦子
Summary	向田邦子作・森繁久彌朗読によるラジオエッセイ。キー局はTBSラジオから文化放送に移動。ネット局や放送時間も変化しながら、月〜土の帯番組として朝7時〜8時台に2448回も放送された。6年以上続く長寿番組になった要因は、森繁の絶妙な話術によるものだが、同時に台本に登場する様々なエッセンスは、のちの向田作品の基礎になったともいわれる。それまでは会社勤めをしながら、アルバイトとして台本を書いていた向田だが、この作品からは書き手を専業としているため、実質的なデビュー作ともいえる。向田の没後には、現存する台本の一部が書籍化された(文春文庫)。 ★「重役さん」という中年男性が主人公。彼が日常生活の愚痴を話したり、部下に重役の心得を説くのが基本パターン。また、重役さんが登場せずに、妻、子供、親、家政婦などの周囲の人物が、重役さんについて語る回もあった。どの役もすべて森繁久彌が演じた。
Script of This Work	この作品の脚本データは収録されていません。