大河ドラマ「徳川家康」(83年、NHK)
Work Title | 大河ドラマ「徳川家康」(83年、NHK) |
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Phonetic Pronunciation | - |
Period | - |
Author | 小山内美江子 |
Summary | 大河ドラマ第21作。山岡荘八の『徳川家康』が原作。主な登場人物は、徳川家康(滝田栄)、父・松平広忠(近藤正臣)、母・於大(大竹しのぶ)、豊臣秀吉(武田鉄矢)、織田信長(役所広司)。家康75年の生涯を出生前から死までを余すところなく描いた。★物語は家康の父・三河岡崎城主・松平広忠と母・於大が夫婦となるところから始まる。当時の松平家は大国である今川家と新興の織田家に挟まれ、独立もままならない状況だった。身ごもった於大は我が子の無事出産を願い鳳来寺で安産祈願の水ごりをする。出産の折に鳳来寺から戦の神・普賢菩薩真達羅大将(しんだらたいしょう)の像が忽然と消えたため、於大の産んだ竹千代(後の家康)こそ真達羅大将の生まれ変わりであると岡崎城下の人々は信じ、沸き立った。出産後間もなく、於大の実家・水野家が織田家についたため、於大は今川家から離縁を命じられ、広忠・竹千代と引き離されてしまう。竹千代も6歳の時に今川家に人質に出されるが、送られる途中で強奪され織田家の人質になり、後の信長となる吉法師と出会う。その後も父・広忠が家臣に暗殺されるなど戦国の世の非常な定めに翻弄された家康は、戦のない泰平な世を作るためにあらゆる苦難に立ち向かい遂に目的を達し、七十五年の生涯を全うする。 |
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