Script database and Japanese screenwriters in Japanese broadcast programs and animation

このサイトは平成・昭和などを彩った脚本・脚本家をアーカイブ化したウェブサイトです。脚本家たちの人となりや、脚本データ、来歴や作品歴をご覧いただけます。

「父母の誤算」(81年、TBS)

Work Title 「父母の誤算」(81年、TBS)
Phonetic Pronunciation -
Period -
Author 小山内美江子
Summary 篠ノ井旭高等学校の校長を務めた教育評論家・若林繁太の『教育は死なず』が原作。主な登場人物は長野県の私立高校の教師・中林(露口茂)、転校生・高井洋二(利重剛)、中林の妻(長山藍子)、洋二の父(神山繫)。東京有名私立高校からの長野の私立高校に転校してきた洋二は、外見的には素直に見えるが、転校早々喫煙し、教師に反抗。喫煙のみならず万引き事件まで起こす。怒られても洋二には反発や反省などの態度・感情は見られない。問題のある生徒の過去をばらしたり、悪質な噂を言いふらすなど洋二の行動はエスカレート。教師・中林は問題行動を起こす生徒と一緒に洋二を自宅に下宿させる。中林は洋二の不安定な行動の背景には東京の高級住宅地で総合病院を経営する洋二の両親にいわゆる「親原病」という問題があるのではないかと考える。中林の考えた通り洋二は厳格な父の下で医者になることを命じられ、自分が目指したい道を閉ざされたストレスを抱えていた。中林と妻の厳しくも温かい指導で禁煙を誓った洋二だが、二人の目の届かないところで喫煙を続けていた。約束を破られたことに憤った中林の妻は、煙草を炊き込んだ「タバコご飯」を食卓に出す。衝撃を受けた洋二は改心し、洋二の変化を感じた父から医者以外の道を進んでもいいと言われて喜ぶが・・・
Script of This Work