水木洋子
Name | 水木洋子 |
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Brief History/Anecdotes | 1910年、東京・京橋生まれ。1928年、日本女子大学国文学部に入学するが、3年後に文化学院文学部専攻科演劇科に転校。築地小劇場のプロレタリア演劇研究所に通い、東京左翼劇場に参加。24歳から舞台脚本を書き始め、戦時中はラジオドラマの脚本を執筆。1938年に東宝の助監督だった谷口千吉と挙式したが、翌年離婚。戦後、ロシア語の師で脚本家の八住利雄の勧めで映画にも進出し、1949年に「女の一生」で映画脚本家デビュー。以来、女性の視点から描いた文芸作品などを数多く脚色。映画黄金時代に活躍し、林芙美子原作・成瀬巳喜男監督の「浮雲」などの名作脚本を生んだ。その後、テレビでNHK大河ドラマ「龍馬がゆく」をはじめ多数の脚本を執筆。1974年に「灯の橋」で芸術祭大賞、1959年に映画「キクとイサム」で毎日映画コンクール脚本賞などを受賞。同年、第1回菊池寛賞。1981年に紫綬褒章、1987年に勲四等宝冠章を受章。 |
Major Screenplays (Major Works) |
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