大河ドラマ「花神」(77年、NHK)
Work Title | 大河ドラマ「花神」(77年、NHK) |
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Phonetic Pronunciation | - |
Period | - |
Author | 大野靖子 |
Summary | 大河ドラマ第15作。司馬遼太郎の「花神」「世に棲む日々」「十一番目の志士」「峠」「酔って候」等が原作。主な登場人物は、大村益次郎(中村梅之介)、高杉晋作(中村雅俊)、イネ(浅丘ルリ子)、吉田寅次郎(篠田三郎)、桂小五郎(米倉斉加年)。若き日、村田蔵六と名乗っていた益次郎は大坂の適塾で蘭学を学び故郷・周防の村医者を継ぐ。しかしペリーの来航を機に宇和島藩から軍艦造りを依頼され兵書を翻訳し兵術に精通していく。後に吉田松陰と名乗る寅次郎はペリー来航の際にアメリカ渡航を試み失敗。長州・萩に幽閉される。松下村塾を開き高杉晋作、桂小五郎らの門下生に影響を与えるが、幕府とアメリカとの通商条約締結に反対し安政の大獄で処刑される。処刑された松陰の遺体を引き取りに行った小五郎らは、女囚の遺体を解剖する蔵六に会い、長州藩に必要な人材と考える。長州藩に招かれた蔵六は、攘夷論の高まりで蛤御門の変や下関戦争に突き進む長州の姿を目の当たりにする。とうとう朝敵として長州征伐の勅命が下され、長州藩は討幕派と反討幕派に二分されるが高杉晋作が挙兵して討幕派に統一される。益次郎は近代的な民兵組織を作り幕府軍を撃破。病に倒れた晋作は益次郎に後を託し、27歳の若さで亡くなる。江戸城無血開城後、彰義隊との上野戦争でも新政府軍を指揮して勝利を収めた益次郎は、明治2年、京都で刺客に襲われ、適塾の仲間であったイネに看取られ亡くなる。 |
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