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大河ドラマ「国盗り物語」(73年、NHK)

Work Title 大河ドラマ「国盗り物語」(73年、NHK)
Phonetic Pronunciation -
Period -
Author 大野靖子
Summary 大河ドラマ第11作。司馬遼太郎の「国盗り物語」を核に、『新史太閤記』『功名が辻』『尻啖え孫市』『梟の城』を原作とする。主な登場人物は、斉藤道三(平幹二朗)、織田信長(高橋英樹)、お万阿(池内淳子)、深芳野(三田佳子)、濃姫(松坂慶子)、明智光秀(近藤正臣)、羽柴秀吉(日野正平)。★若き日に松波庄九郎と名乗っていた道三は妙覚寺で「智恵第一の法蓮房」と呼ばれたが、発心して還俗。京の油商・奈良屋の未亡人・お万阿と結婚し、莫大な油商の身代を乗っ取る。さらに精力的な踏査によって、美濃ノ国の城主・土岐頼芸にとりいるが、国政が乱れていることを理由に頼芸に隠居を勧め、美濃国城主の座を奪う「国盗り」を図る。城主となった道三は明智一族の娘・那那姫を正室に迎え、娘・濃姫をもうける。隣接する尾張の織田信長を濃姫と政略結婚させるが、自分と対面する際に道中普段着で馬に乗る信長を見て「噂通りの大うつけであったか」と落胆。しかし、後に正装で現れ普段着のまま対面した道三を圧倒した信長に「彼こそ自分の後継者として天下をとる男である」と確信する。道三の見込んだ通り信長は桶狭間で奇跡的な勝利をあげ今川氏を打ち破り、織田家の家督を継ぐ。道三は土岐頼芸からもらい受けた側室・深芳野が生んだ息子・義龍(実は頼芸の子)に攻められ亡くなる。信長は道三の敵討ちを果たして美濃国を平定すると、羽柴秀吉、明智光秀らの智将を使い「天下統一」の夢を果たすべく邁進する。だが、信長の強引なやり方に反発した明智光秀との対立が激化し、ついに本能寺で光秀に攻められ信長の夢は散る。
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