「眠狂四郎」(67年、フジテレビ
Work Title | 「眠狂四郎」(67年、フジテレビ |
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Phonetic Pronunciation | - |
Period | - |
Author | 大野靖子 |
Summary | 柴田錬三郎の『眠狂四郎無頼控』などの眠狂四郎シリーズが原作。主な登場人物は眠狂四郎(平幹次郎)、文字若(姫ゆり子)。全26話中、大野靖子は10話の脚本を執筆。★細身で彫りの深い顔立ちと茶髪に黒い着流しが眠狂四郎のトレードマーク。狂四郎は、異人で転びバテレンの父が大目付の娘である母を犯してできた子であるという自の出自を呪い、キリシタンの宗門を憎み、義理・人情・愛情を信ずることなく心を閉ざして生きている。心の鬱憤を晴らそうと剣を修行して編み出したのが円月殺法。地面をするような下段からゆっくりと円を描くように剣を回し、対峙した敵は意識を失い、思わず斬り込んだ次の瞬間には狂四郎の手に掛かっている、という秘剣。ニヒルで強く、憂いを帯びた面相の狂四郎は数知れぬ女性たちから言い寄られるが、狂四郎は彼女たちに心を開かぬまま抱いたりなぶったりもする。そんな狂四郎の行く先々で、剣難・女難が降りかかる。狂四郎自らが義憤に駆られて剣を抜くことはないが、降りかかる火の粉を払うように愛刀・無想政宗で敵を倒し、旅を続ける。 |
Script of This Work |
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