「若者たち」(66年、フジテレビ)
Work Title | 「若者たち」(66年、フジテレビ) |
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Phonetic Pronunciation | - |
Period | - |
Author | 大野靖子 |
Summary | 幼い頃に両親を亡くした貧しい5人兄弟が、千葉県の海沿いの町で友情・恋愛・確執などを繰り返しながら逞しく歩き続けて行く姿を通して社会問題を提起する青春ドラマ。主な登場人物は、長男・佐藤太郎(田中邦衛)、次男・佐藤次郎(橋本功)、三男・佐藤三郎(山本圭)、長女・佐藤オリエ(佐藤オリエ)、四男・佐藤末吉(松山省二)。大野靖子は全34話中、共作を含め6話の脚本を執筆している。★太郎、次郎、三郎、オリエ、末吉の五人兄弟は早くから両親を失い、設計技師である長男の太郎が、弟妹たちの面倒を見てきた。ある日、雑用一切を背負わされてきた高校生のオリエが、堪え切れずに家出。それを機に末吉の大学受験問題、食費の分担金のこと、運転手次郎の事故等々、家族の問題が露呈する。友だちのアパートに身を寄せていたオリエは原爆孤児の戸坂と知り合い、惹かれる。一方、太郎は会社と事故の処理をめぐって対立、学歴のない労務者の悲運を痛感する。大学生の三郎は授業料値上げ反対の学園闘争の中で、学友たちの積極的な生き方に共鳴。家に戻ったオリエは、自分も兄たちと同じように働きに出ると主張。大学入試に失敗した末吉は大学に行く気はないといって学歴の社会的価値を知る太郎と喧嘩になる。翌朝、太郎の仕事場に来た末吉は、働きながら勉強をつづけると言って、兄を喜ばした。しかし、彼ら兄弟の苦闘は、まだこれからが本番だった。... |
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