Script database and Japanese screenwriters in Japanese broadcast programs and animation

このサイトは平成・昭和などを彩った脚本・脚本家をアーカイブ化したウェブサイトです。脚本家たちの人となりや、脚本データ、来歴や作品歴をご覧いただけます。

大藪郁子

Name 大藪郁子
Phonetic Pronunciation おおやぶいくこ
Brief History/Anecdotes 1929年、旧朝鮮京城(現・韓国ソウル特別市)生まれ。東京女子大学英米文学科卒。大学では作家・有吉佐和子と同級だったという。1962年にNHKの「うわさ島」で脚本家デビュー。1972年、「あっしには関わりのねえこってござんす」の決め台詞と迫真の殺陣で一世を風靡した、中村敦夫主演の「木枯らし紋次郎」シリーズの脚本家の一人に。手塚理美が明治の先進的女性を演じた連続テレビ小説「ハイカラさん」、宮本信子が吉本興業の創業者・吉本せいを演じた「花のれん」ほか、「三婆」「悪女について」「出雲の阿国」など有吉佐和子原作のドラマ脚本を数多く手がけている。映画では、エド・マクベイン原作、水谷豊主演の「幸福」、横溝正史原作、豊川悦司主演の「八つ墓村」など市川崑監督作品をはじめ、アニメ作品でも力量を発揮。舞台では、1977年に藤本義一原作の「ながれぶし」、有吉原作の「紀ノ川」で菊田一夫演劇賞(演劇賞部門)を受賞。
Major Screenplays (Major Works)